スタート展示で注目するべきポイントは7つあります。競艇(ボートレース)初心者の方にもわかりやすいように詳しい情報を掲載しています。

競艇(ボートレース)の予想で必ず見るべき“スタート展示”7つのポイント

スタート展示のポイントを抑えて舟券予想レベルアップ

スタート

レースの前に、対戦する6艇が実際にコースを走り、モーターの状態などをチェックする上でも重要なのが、展示航走です。

展示航走は、スタートのリハーサルとも言えるスタート展示と、1号艇から順番にレースコースを2周する周回展示に分けられています

周回展示では、2周目バックのスリット裏から2マーク付近まで直線150mのタイムを計測します。展示タイムと呼ばれているもので、モーターの性能の判断に役立つ非常に重要なデータとなります。

展示航走は、選手のコース取りの傾向やモーターの調子判断に役立ちます。レース直前に行われるものなので、その日の気象条件などの影響も判断材料になります。

展示航走を終えたモーターは、部品交換などはできません。

スタート展示の流れ

大時計

ピットアウトから始まって、本番と同じ形でスタートをします。ピットから水面に飛び出してきた選手は待機行動というコース取りの駆け引きをします。

選手が本番レースでどんなコースに入ろうとしているのか?各艇の考えをスタート展示で読むことができます。基本的には枠なり進入が多いのですが5号艇や6号艇が内側のコースに入る前付けもあります。

選手がどういった作戦で臨もうとしているのか、スタート展示のコース取りから読まなければなりません

コースが決まるとスタートです。

第2ターンマークよりもスタートラインに近い位置からスタートをするのをスロー、第2ターンマークよりも後方からスタートするのをダッシュと呼びます。

スロー3艇にダッシュ3艇を3対3などとも呼びます。レース展開を読む上でスローとダッシュがどういったスタイルになるかが重要です。ここは必ずチェックしておいてください。

助走距離の長いダッシュ勢でスタートを合わせてくる選手がいれば、捲りを想定した舟券予想を立てることができます

スタートではスピードに乗ってスタートラインを力強く飛び出している選手をチェックしましょう。同じような位置からスタートしている場合、少しでも前の方に飛び出す選手の方がモーター的には上といった判断ができます。

ダッシュスタートしている選手は、スタートラインを越えてから1マークに行くまでの伸びも大切です。

他の選手を置き去りにしているような選手はチェックが必要です。本番レースでは捲ってくるかもしれません。

注意しておきたいことは、スタート展示のスリット隊形と本番のスリットはかなり変わるということです。

スタート展示の見方、7つのポイント

チェックポイント

ポイント1:スタート直後のインコース艇の位置

1コースの選手はスタートラインまでの距離が短いので、スタート展示ではダッシュ勢よりも遅れて見えるものです。2コースに対しても、やや遅れた位置からのスリット通過が多くなります。

注目してほしいのは、スタートをしてからの動きです2コースよりも遅れたままだと、本番でも期待薄です。

インから遅れていても、1マークの直前になって追いつくことがあります。そんな選手は本番になると、横一線をスタートに持ち込んで逃げ切ってくる可能性を十分に考えなければなりません。

ポイント2:スタートのタイミング

スタート展示は、ほとんどの選手がレバー全開のままスリットライン通過します。タッチスタートに近いか、フライングをしているかもポイントの一つです。

コンマ10前後のスタートの遅れだと、大きく立ち遅れた感じに見えます注目はスリットで立ち遅れた感じの選手の動きです。

スタートライン上では遅れていても、そこから先行している選手に追いつく感じになるかどうかがポイントです。追いつき気味なら、期待できます。

というのも、スタート展示でフライングをする選手が多いので、本番はフライングをしないようにスタートを遅らせます。横一線になる可能性が高いのです。

スタート展示で遅れ気味で追いついた選手が今度は伸びて行く立場です。スタート展示で遅れ気味になっているので、人気になりません。思わぬ高配当を手にできるかもしれません。

ポイント3:枠なり進入かどうか?

待機行動ルールなどがあって、枠なり進入が増えています。しかし、ベテランが外枠にいるようなレースでは、時折枠なり進入が崩れることがあります

スタート展示で前付けをする選手がいると、1号艇の選手が逆らって、2人して深いインになります。

ポイント4:深読みしすぎない

スタート展示で前付けをするような選手がいるので、本番でもきっと枠なりが崩れるのではと想定して舟券予想を立てるとします。

スロー勢が深い起こしになるので、ダッシュ勢のカド位置になった選手が捲ってくるのではないかという予想ですね。

ところが、本番になると何のことはない。枠なり進入に落ち着き、インを取った選手があっさりと逃げてしまうケースが多々あります。

あまり深読みしすぎないことも重要ですね。

ポイント5:1号艇のミスに注意

枠なり進入だと、インの起こし位置が深くなりません。当然、インからの舟券予想を立てていきますが、ピット離れで遅れる場合があります。

2コースになることが多いのですが、それで勝てば問題はありません。しかし、インなら勝てても、2コースでは簡単に勝てません。

ある意味、1号艇のミスとも言えますが、こうしたことも常に想定しておかなければなりません

ポイント6:スタートに大きく遅れる選手

スタート展示でフライングをする選手はかなりいます。本番になれば、起こすタイミングを遅らせればフライングをすることはありません。一方、スタート展示で大きく遅れる選手もいます。

本番で修正しようにも、無理に突っ込むとフライングをしてしまう危険性があります。

リスク覚悟で早いスタートには行かないと考えますが、そんな選手でもスタートを決める場合があります。スタート展示の勘に頼らないようにすると、それなりのスタートが切れるものです。

ポイント7:フライング持ち

ベテランでフライング持ちの選手が、スタート展示で元気良く飛び出すことがあります。もしかしたら一発期待できるのでは?と思ってしまいますが、そんな甘い考えは捨てたほうが良いでしょう

本番になれば落ち着くところに落ち着くものです。平均スタートに近いスタートを切る程度というのが相場です。つまり2本目のフライングをしないために、ゼロ台に近いところを探すわけです。

これ以上、危ないというところがわかれば、本番はそれよりも遅れたスタートをすれば良いわけですから。

このように、やり方は様々です。

タッチがわかれば、スタートの起こし位置を1艇身遅らせると、1艇身残しのスタートが可能になります。

起こすタイミングを遅らせるというのもその方法ですが、コンマ10が果たしてわかるのでしょうか?それよりもスタート展示と同じタイミングで起こして行き、途中で1度レバーを放るのです。

アジャスト(減速)するので、その分だけスタートが届かなくなります。それでフライングをしなくて済むわけです。

周回展示

競艇

スタート展示を終えた選手は、1号艇から順番に周回展示に移ります。等間隔でホームストレッチに入ってきた選手は、第1ターンマーク→第2ターンマークと順次回ってレースコースを2周回します。

ここでチェックするのは、ターンにおけるボートの動きす。ターンマークを外していないか、ターンマークで流れていないか、ターンマークでボートが暴れていないか。この3点についてボートの動きを観察してください。

展示航走の2周目では6艇の艇間隔も観察してください。前に詰め、後ろを離している選手に高い評価をして下さい。

ターンでスピードが乗っており、ボートも暴れていないのが理想のターンです。そういった周回展示をしている選手は、本番レースでも元気いっぱいの走りをしてくれます。

ボートの暴れについては、たまたま波があってバランスを崩したということもあるので、2個所のターンをチェックすることです。

ターンのたびにボートが暴れていれば、消極的なレースになってしまいます。1着になる可能性は低いでしょう。

展示タイム

周回展示の2周目バックで展示タイムの計測が行われます、直線距離150mで、6秒50前後のタイムです。展示タイムは直前情報として公表されます。

遅いよりも早いに越したことはありません。しかし、展示タイムは直線でスピードが乗った状態のタイムなので、加速関係はタイムに反映されません

ダッシュを選択している選手で展示タイムが良ければ、狙っても面白いでしょう。自分の見た目も良くて、展示タイムも良ければモーターが出ていると判断できます。

ただ、レースは直線勝負だけではありません。スタート、展開といった要素もあります。展示では1着争いに加わることができるかどうかの判断材料にする程度にしておいて下さい。

1号艇でスタート展示で1コースに入り、1番人気で勝率も1位なら1着確率はかなり高くなります

展示1番時計の1着率は25%くらいで、特別に参考になるような数字ではありません。しかし、コース別に展示タイムを調べてみると、参考になるデータもあります。

1コースについては50%を超える1着率があります。インの強いレース場ほど1コースの展示1番時計の1着率が高く、徳山、大村ボートのように70%近くの数字をマークするところもあります。

6コースの展示1番時計の1着率は5%以下なので、展示1番時計だからといって手を出さない方が賢明でしょう。

1号艇が1周タイム1番時計なら1着軸信頼

ナイター場の若松では展示航走の1周タイムを公表しています。レーザー光線で計測したものなので、タイム自体は信用できます。

レースに関係した舟足を反映しているので、直線だけを計測した展示タイムよりも、より実戦的です。特に1号艇が1周時計で1番時計をマークしていれば、1着になる確率がグンと上がります

桐生は独自計測のまわり足タイムを公表しています。半周、直線などのタイムで、これもまた1号艇が好時計をマークしていれば舟券に絡む率が高くなります。

他のレース場でも展示タイムの各種タイムを公表するようになりました。直前のモーター動作を知る上で参考にしたいデータです。

周回展示のテレビ画面は、消える位置をチェック

展示航走の解説では、乗り味グリップなど聞き慣れない言葉が飛び交います。それがどうしたと言いたくなります。難しくみるのがプロと言わんばかりです。

でも、心配は無用です。展示航走でターン回りがスムーズに行ってる選手を見つけるのは簡単です。実況中継の画面で、ターンをした選手が画面から消える位置をチェックするのです。

1マークの場合、ターンで流れていない選手は、テレビ画面の下の方に消えますターンで流れる選手は、画面の上の方に消えていきます下の方へ消える選手の方が良いに決まっているのです。

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